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OpenStreetMapで巡る世界遺産

[雑学・豆知識]  2013年7月16日

OpenStreetMap(オープンストリートマップ)というのをご存じでしょうか。道路地図などの地理情報データを誰でも利用できるよう、フリーの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクトです。誰でも自由に参加して、誰でも自由に編集でき、誰でも自由に利用する事が出来ます。


Yahoo!地図では、右上にある地図の種類の選択から「OSM」を選択すると地図が切り替わり閲覧できます。

クリックすると大きい地図が表示されます


OpenSteetMapはイギリスの方が創始者のため、ヨーロッパの地図はかなり充実しています。そこでOSM地図を使ってヨーロッパを中心とした世界遺産(文化遺産)を巡ってみることにします。

モン・サン・ミッシェル

まずは世界遺産の中でも非常に人気の高いフランスのモン・サン・ミッシェル。
沖に浮かぶ小さな岩山にそびえたつ修道院、急しゅんな地形を取り巻くように道が作られているのがわかります。島の中のこぢんまりした街並みにはたくさんのレストランがありますね。
島に通じる道路の建設により、潮の流れが変わって砂が堆積し、潮が満ちる神秘的な光景がなかなか見られなくなってしまいました。かつての姿を取り戻すべく、道路の代わりに橋を架ける計画が進んでいます。

モン・サン・ミッシェルとその湾周辺の地図(OSM)

モン・サン・ミッシェル

ロンドン塔

ロンドン市内のテムズ河沿いにあるロンドン塔は、王様の居城・城塞とろう獄、処刑など英国王室の表と裏を見てきた怖ーいパワースポットがいっぱいです。
13の塔と不等辺六角形の形をした二重の城郭で構成されていることがわかります。敷地内にある「ジュエル・ハウス」は英国王室に伝わる王冠や宝石が満載です。

ロンドン塔周辺の地図(OSM)

真ん中にあるホワイト・タワー

Photo:White Tower By brownpau

エディンバラ城

スコットランドの首都エディンバラの旧市街の岩山にそびえたつエディンバラ城。断崖絶壁にそそり立つ要塞(ようさい)として異様を誇ります。城に上り行く道では、岩こけの香りがします。
城に上ると素晴らしい眺めが広がり、眼下には都市計画の始まりと言われている新市街の珍しい形状の区割りが見られます。

エディンバラ城周辺の地図(OSM)

エディンバラ城


フィレンツェ

イタリアの各都市は世界遺産の宝庫。その中でもメディチ家が支配しルネサンス文化の中心として栄えたフィレンツェ。アルノ川を挟んでルネサンス期の建物が立ち並び、ボッティチェリをはじめ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど多くの芸術家を輩出した地でもあります。

ヴェッキオ橋周辺の地図(OSM)

橋の上にお店が立ち並ぶヴェッキオ橋


アテネのアクロポリス


最後はオリンピックマラソンの野口みずきの激走の記憶もまだ新しいアテネです。
そのシンボル的な存在でもあるアクロポリスの丘にあるパルテノン神殿は、ユネスコの世界遺産のロゴマークにも使用されています。
1980年代に始まったアクロポリスの修復工事ですが、30年たった現在も修復中のようです。

アクロポリスの丘周辺の地図(OSM)

パルテノン神殿

OpenStreetMapで巡る世界遺産のたびはいかがでしたか? ぜひ、お気に入りの世界遺産を探してみてください。
(文:廣瀬)