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ひそかなブーム!? 京都一周トレイルランニング(後編)

[紀行・たび日記]  2013年7月3日

京都一周トレイルランニング、2日目です。
1日目の様子は「京都一周トレイルランニング(前編)」をご覧ください。

2日目

2日目:ケーブル比叡駅~京都駅(クリックすると大きい地図が表示されます)

00:00 32km地点
日付もかわり、比叡山を下り始めると、遠くに琵琶湖周辺の夜景が見えてきました。
横高山(33.2km) 767m
かなり急な山道を登り降りします。
水井山(33.9km) 794m
先ほどの横高山に比べると、それほどきつい登りではありませんが、この水井山が、今回のロングトレイルの最高到達点となります。

黒く見える部分は琵琶湖です。

01:15 大原のコンビニに到着(37.8km)
大原は昼は観光地としてにぎわっていますが、この時間はものすごく静かです。
この先40kmほどコンビニどころか何も店がないため、ここでしっかり食べておくことにしました。
揚げたてチキンをデリバリーしてくれるなど、疲れて冷えた体に、店員さんの優しさが身にしみます。結局、1時間ほど休憩させてもらいました。

02:15 再出発
比叡山のアプローチからはずっと未舗装区間を走ってきたため、久しぶりの舗装路に気分も変わります。
先ほどのコンビニでおなかいっぱい食べたので、歩いての移動となりました。
思ったよりも肌寒く、5分ほど仮眠を取ろうとソフトシェルを着こみベンチで横になりましたが、寒くて眠れませんでした。

03:45 鞍馬に到着(44.5km)
牛若丸が修行したとされる鞍馬寺、さすがに山門は閉まっていました。
鞍馬駅前の天狗像を撮影。なんとか鞍馬っぽい写真が撮れたのではないでしょうか。


04:35 向山登頂(48.3km)
何とか日の出までに山頂に到達することができました。樹木の間からしか見えませんが、朝日がものすごく綺麗です。
大文字山のアプローチからここまでずっと夜道だったので、夜が明けたことに、なんだか感慨深いものがあります。
この時点で、スタートからもちょうど12時間がたちました。

朝日があまりにも綺麗だったので、のんびりと休憩を取ってから下ることにしました。
ずっとお世話になっていたヘッドライトもカバンにしまいます。


06:10 西賀茂氷室町に到着(53km)
山道を抜けると、いきなり山里に出たのでビックリ。農家の方が作業を始められようとしていました。
その田んぼの風景がとても奇麗だったので、写真を1枚。


08:00 舗装路を抜けて高雄に到着(62.5km)
奇麗な赤い橋と新緑のかえでが美しい観光地です。
もうしばらくすると観光客でにぎわうのでしょうが、まだこの時間ではお土産屋も開いていません。
ここからは清滝川沿いの道を行きます。昨日の夕方からシャワーも浴びていないので、うずうずと顔などを洗いたい気分になってきました。
ちょうど水が流れ落ちている場所があったので、そこに頭から突っ込んで天然シャワー!


08:30 清滝に到着(66.3km)
清滝は、京都市では最高峰となる愛宕山の登り口だそうで、駐車場には次々と車がやってきます。バスからはハイカーもたくさん降りてきました。あの人たちは、まさか僕たちがオールナイトで走っているとはつゆほども思わないでしょう。
愛宕山には、3歳までに参拝すると、一生火事に遭わないと言われる「愛宕の三つ参り」で有名な愛宕神社があり、地元の子どもたちはみな参拝のため登るそうです。
また「1000日参り」といって、その日にお参りすると1000回お参りしたことになるという日もあり、その日の愛宕山は人でごった返すとか。

09:10 清滝川の終点(68km)
京都一周トレイルの本来のコースは、ここから嵐山の街中に出るのですが、さらなる極上トレイルを求めて、トロッコ保津峡駅に向かいます。
ずっと傍らを流れていた澄んだ清滝川は、桂川に合流していきました。


11:20 上桂駅(78.1km)
長かった未舗装区間が終わり、しばし舗装区間を走ります。
京都一周トレイルの終点である上桂駅に到着しました。


12:15 京都駅(85.3km)
暑いアスファルトの上を、京都タワーを目印にひたすら走ります。
人で混みあう京都駅前を、汗まみれの3人組がゴール! 人目もはばからず、大騒ぎして喜び合いました。
そのあと、京都タワーの地下3階にある大浴場で汗を流し、夕方発の高速バスで帰路につきました。
19時間35分の長い旅が終わりを告げました。

おわりに

このトレイルランの全行程を、LatLongLabのサービス「ルートラボ」で見てみましょう。

標高グラフも付いているので、勾配の雰囲気などもわかってもらえると思います。
(文:原)


京都一周トレイルとは?
トレイルランニングは通常、整備されていない山野を走りますが、京都一周トレイルはコースが整備され、看板が各所に設置されています。風光明媚(ふうこうめいび)な京都市街を走れる人気のコースです。
  ・京都府山岳連盟公式サイト(外部リンク)
  ・京都一周トレイル(京都観光ナビ)(外部リンク)

京都一周トレイルのコースは整備されていますが、天気の急変や道の崩壊など予測不能の事態も考えられます。体調管理を含め、自己責任において行動してください。
体調が悪くなったり、道に迷ったかなと思ったときは、無理をしないようにしましょう。